こんにちは
元帰国子女、元駐在員、ついに駐妻のLamaです。
中国で2人の子供を育てています。
北京の大気汚染がひどいという話は日本でも数年前にニュースで盛んに出ていたのでご記憶の方も多いと思います。私も北京に家族を連れていくか悩んでいた時、大体の友達はのリアクションはこんな感じでした。
小さい子供連れて行くなんて止めたほうがいいよ!
ということで、今日は
北京の空気って大丈夫?に答えます。
北京の空気事情
前よりも改善しているが、悪い日の方が多い。
子供や気管支系が弱い人は注意が必要
●汚染の激しい日(環境省暫定指針:70μg/m3以上、米国の大気汚染指数(AQI150強)、中国の大気汚染指数(AQI)100弱に相当)は、不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす(呼吸器や循環器に疾患のある方、高齢者・子供は、体調に応じ、より慎重な行動が望まれる)。
●外出する場合は、PM2.5対応マスクを着用する。
● 帰宅後は、手洗いやうがいを徹底する。
● 室内には、空気清浄機を設置する。
● ドアや窓を閉め、風が通る隙間もふさぐ。
●たばこなど他の汚染源や、過労にも注意。
下に同じ時間帯、同じ場所から撮った写真を2枚のせました。空気のいい日と悪い日は一目瞭然です。
空気のいい日(米国AQI 30レベル)
青空で空気が澄んでいるの分かりますか?
遠くの高層ビルもはっきり見えます。
空気の悪い日(米国AQI 300レベル)
黄砂の飛ぶ季節にはまだなっていない、ある3月上旬の様子です。天気は晴れ…確かに太陽は出ているけれど、もやがかかって、オレンジ色の月のような照り方なので暗いです。
先ほどの写真と同じ景色なのに高層ビルもほとんど見えません。左側のとびぬけて背の高いビルがぼーっとかすんで見えているの分かりますか?ホントに日によって全然違うんです!
子供の学校ではAQIが200を超えると外遊びが中止になります。日本人学校や幼稚園でも同様の対応と聞いています。AQIが200を超える日は月に数回ですが、珍しくはありません。
AQIの変化は天気のように日ごとに変わるものではなく、大体悪いときは何日もずーっと悪くて、雨が降ったり大風が吹いたりすると一気によくなったりするので、常に数値を確認する必要があります。
とはいえ、私が駐在生活をしていた2010年代前半はAQI(当時はPM2.5値)500を超えて計測値から振り切れている(500以上の数値が出ない)ことも度々あったので、大分ましにはなっていますが、まだ道半ばというところです(^^;)
私自身はその場で苦しくなる、というような瞬間的な影響は感じませんが、空気の悪い日に出かけるとその日一日鼻炎のような症状に見舞われ、鼻をかみ続けています。
呼吸器系が弱いお子さんは特に注意が必要と思います。
我が家がどう対策しているかについてはこちらの記事を参考にしてくださいね!
読んでいただきありがとうございます。このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです(^^)