中国情報

【噂のあの場所】国貿の無人コンビニに行ってきました

こんにちは

広告
スポンサーリンク

元帰国子女、元留学生、元駐在員、ついに駐妻のLamaです。

今は中国で2人の子供を育てています。

 

日本でも中国の先進的なキャッシュレス社会はよくニュースになっていますよね。

 

Lamaが駐在員として暮らした時以来、5年ぶりの北京で一番驚いたのがスマホでなんでもできてしまう便利さ!

 

ネットでモノを買ったり旅行の手配したりということは日本でも相当普及していて、最近はPaypayなどの登場で電子決済の使える場所も増えてきていますが、中国はすでにそれが社会の隅々まで浸透していることが最大の違いです

 

モノやサービスを買うだけでなく、出前を取る、シェア自転車を使う、公共交通機関に乗る、車の事故処理・違反切符の罰金納付に至るまで全てスマホで完了します。

 

既に中国は財布が必要ない社会なのです。

本当に驚愕しました。

 

最近日本から同期が遊びに来て、中国のネット社会の先進感を体感したいというリクエストがあったので、京東の運営する無人コンビニに案内してきました。

 

 

1.場所

お店はいくつもありますが、私が試したのはこちらのお店↓

京东X无人超市 北京中海广场(国贸)店

住所:北京市朝阳区建外大街光华里8号 中海广场1层

百度地図リンク

 

サイトを確認すると2019年5月10日現在は北京、天津、大連、西安、成都、武漢など全国に21店舗あるようです。北京は最も多く5店舗あり、意外にも上海、深センといった大都市にはないようです。また山東省や河北省の地方都市などに出店していたりするので謎の出店先選定です。

 

2.登録方法

初めて行く場合はお店の前にあるQRコードを読み込みます。

電話番号を入力し、顔認証用のためのカメラが立ち上がりますので、フレームに合わせて写真を撮ります。

そして微信の決済口座と紐づけして、画面上に開通のチェックマークが出たらしたらば登録完了!

こんな画面が現れます。

店の入り口にある自動ゲートに表示された自分のQRコードをかざし、正面のTV画面に顔を向け同一人物認定されると自動ゲートが開き入場できます!

 

2回目以降は自分のQRコードを表示してそのまま入場します。

私は個別のアプリが見当たらないので、一瞬迷いましたが、Wechatのミニプログラムに入っていました。

Wechatの「発見」→「ミニプログラム」から「京东X无人超市」が立ち上がります。

 

3.いざお買い物!

お店の中はいたって普通のコンビニです。

ちょっと特殊なのは、この店専用の商品タグが付いていること。

これで商品の認証をするようです。

中には商品の棚だしのお兄ちゃんがひとり。

無人とはいえ、こういう人はいるのね(^^;)

 

4.お会計

お店の奥にある細い通路に一人ずつ入ります。

ゲートがあるので前のお客さんがいればその人の決済が終わるまで、待ちます。

ゲートが開き入場すると黒い壁に何やら宇宙っぽい模様がついている「会計場所」があります。タグの読み取りをしているのでしょう。5秒ほどで、自動的に商品と金額が認証され決済まで完了します。

同じタイミングでスマホ側でも決済が完了したことが確認できます。

決済完了と同時に出口のゲートが開きます。

 

5.注意点

上のプロセスの通り、本人の顔認証とWechat決済との紐づけが必須のため、以下2点が必須です。

  1. 中国の携帯番号
  2. 決済口座と紐づいたWechatアカウント

 

なので、残念ながら出張で行っただけでは体験できない…というのが現状です。

お店は本人しか入れないルールだといわれましたので、同行することもNG…

唯一できることは、お店がほぼガラス張りなので、店の外から買い物している人を観察することで疑似体験ができるかも、というところでしょうか。

 

最近顔認証や声紋認証などを収集するアプリが増えているので、若干怖さを感じていますが、中国の場合どうせ全て監視されているので、開き直って便利さには代えられないというところでしょうか。

 

読んでいただきありがとうございます。

このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです(^^)

広告
スポンサーリンク
ネイティブ講師のオンライン英会話EF Englishtown
こちらの記事もおすすめ