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【北京の春の風物詩】「マオマオ」って何?

こんにちは
元帰国子女、元留学生、元駐在員、ついに駐妻のLamaです。今は中国で二人の子供を育てています。

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さて、4月といえば日本では花粉シーズンがようやく落ち着くころでしょうか?北京では寒さが和らぎ、新緑の美しい素晴らしい季節です。

が、

予期しない邪魔者が!!!

マオマオ!

 

マオマオとは?

「毛毛」と書いてmaomaoと呼びます。

あまり私は使っていなかったのですが、周りの駐在員の奥さんたちは皆さん「マオマオ」と呼んでいます。

私が留学生時代に学校で習ったのが正式名称だと思いますが、「柳絮」liu(3)xu(4)といいます。

正体は白い綿状の柳の種子です。

 

柳絮は漢詩にも登場している、春の季語のようです。

漢字の見た目も上品で風流な感じもしますが、実態はものすごくヤバい!

イメージ的には羽毛枕を使って10人くらいで枕投げしている状態って感じでしょうか。

例年4月半ばに増え始め、月末には街が白い綿毛で大変なことになります。

マオマオがあるとこうなる

雪が舞うようにマオマオが舞うのでマスクに加えてできればメガネが必須です。

さらにたちが悪いのは、地面に落ちても、軽いのでまた風が吹けば地吹雪のように舞い上がります。

ということで、非常に汚い

排水溝に流れないので、取り除かない限りはずっとそこにいます。

政府も何とかしようとしているのだと思いますが、この季節至る所に散水車が走っています。水を撒くと綿毛が一時的に飛べなくなるので、その場の対策にはなるのですが、結局日が高くなって、また路面が乾くと元の木阿弥…

いたちごっこです。

中国らしく、政府は郊外の柳の木を全部切り倒す計画があるとか、遺伝子操作でマオマオを飛ばさない柳に植え替える計画があるとかまことしやかに言われていますが、真偽のほどはわかりません。

どうやり過ごせばいい?

私はとにかくマスクで対策しています!

口や鼻に入らないようにすること。

都市伝説だとは思いますが、駐在員として北京にいるときに同僚に聞いた話によるとマオマオを気づかないうちに吸い込んでそれが気管支に入り肺まで届きそこで発芽した…(;゚Д゚)

なんて話も聞きました。

 

ふわふわ風に乗って動くので子供が触りたがるのですが、どんなものか見るのは1度にして極力触らせないようにしましょう。

どこを舞ってきたかわかりませんから…

ちなみに触った感じは綿花のように柔らかくなく、さすが種子という感じでちょっとべたべた感があります。

子供が手で触ったらよく手を洗いましょう。

ちなみに「柳絮の才」というのは高い教養を持った女性という誉め言葉だそうです。

これだけ嫌われ者になっているマオマオを見るといわれても嬉しいような、嬉しくないような(^^;)

読んでいただきありがとうございます。

このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです(^^)

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