生活環境

【実録】中国で学校探し:見学から入学までの流れ

もう10月も後半ですね。
北京はすっかり秋の空大分寒くなってきています。
10月上旬だと朝晩は冷えますが、日中は過ごしやすい一年で一番いい季節です。
暑くも寒くもなく、マオマオも黄砂も飛ばないので、北京へ行くならいつがいい?と聞かれたら、Lamaは迷わず10月!と答えます(^^)
マオマオって何?!という方はこちら↓

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ちょうど2年前、Lamaが旦那さんの駐在に伴い家探し・学校探しに北京に来たのがこの時期でした。
単身だった駐在員時代以来5年ぶりの北京。
町中のレジが電子決済になっていたり、シェア自転車があふれていたり、アプリでタクシーを呼べたり、Lamaの知っている北京からすごく変わっていることに衝撃を覚えたものです。

2号
2号
思い出話はいいからさー
lama
lama
年取ったかな( ;∀;)

では気を取り直して。
今日はその時のことを思い出しながら、学校見学から入学手続きまでにやるべきことをスケジュールに落とし込んで解説したいと思います。

入学までのスケジュール実例

最終的にLamaは北京で子供たちをインターナショナルスクールに通わせることにしましたが、王道の日本人学校から現地校までいろいろな選択肢があります。
地域や学校によって当然差があるはずですので、あくまでも大きな流れをつかむための一つの体験談としてご覧ください。

まず、学校見学のタイミングについて、断言しますが早いに越したことはありません
Lamaは旦那さんの赴任前の家探し出張に同行して、ほぼ入学1年近く前に学校選びをしました。
早すぎるかなとちょっと思いましたが、旦那さんと2人で現場を見ながら決めたかったのでこのタイミングになりました。
早く決めると不確定要素が減って心の余裕ができるのと、気に入った学校が見つかっても定員いっぱいで空き待ちという悲劇も起こらなかったので、このパターンでよかったと思っています。

旦那さんが前入りする場合、現地でパパに見て決めてもらうというのも一つの方法ですが、赴任直後の駐在員は生活に慣れ、業務にキャッチアップしなければならないので結構忙しいです。
学校はオープンキャンパスなどがない限り、平日しか見学させてもらえないので、その都度仕事を抜けるのも現実的ではありません。
こんなはずじゃなかったと後々パパの『節穴』を恨む 😡 ことになったりしないように2人が納得できる学校選びができるとよいですね。

1.渡航前にやること

情報収集

渡航が決まったらすぐやること

・住むところ、学校の一般情報収集

・学校や家候補の場所確認

最も重要と言っても過言ではないでしょう。

帯同することを決めたらすぐ始めましょう!

全ての学校を訪問するのは不可能です。

ホームページなどでどんな学校があるか確認したり、住んでいる場所から通学圏内なのか大体の目星をつけていきます。
そして可能であれば北京含め発展途上国方面は変化が激しいので、現地の「今」の情報を持っている方から聞きましょう。
Lama自身駐在員だったのでよくわかりますが、駐在員本人はオフィスにずっといたり、出張したりで意外と平日の町のことを知りません。
相当家庭にコミットしている駐在員でも表面的なことしかわからないことが多いので、実際学校の先生や他の父兄と接点を持っている奥様(旦那様)から情報収集できればベストです。
学校のことだけでなく、どこで買い物しているかとかも聞きたかったのでLamaは事前トリップの時に駐在員ご家族との会食をアレンジしてもらいました。

要点まとめ

・ホームページで学校情報を収集しよう
・現地駐在者(できれば奥さん)へのヒアリングをしよう

見学先選定

渡航1か月前にはやろう

・学校の絞り込み

・見学先のアポ取り

Lamaはホームページで散々調べて見学先を選定したつもりでしたが、結果的に渡航直前に現地に駐在している先輩からほぼ全部「ダメ出し」を食らって見学する学校を大幅に見直しました。

lama
lama
日本人学校、インターナショナル、子供の通っている学校や年齢によって情報量は変わってくるので、なるべく多くの情報ソースにあたるべきでした。。。

ホームページには当然学校側がアピールしたい素晴らしい点ばかりが掲載されていますが、内実はうーーんというケースも多いです。
現地に行く場合は実際に自分の目でなるべく多くの学校を確認されることをおすすめします。

lama
lama
いくつも学校を見ていると目が肥えてきて、学校選びに迷いがなくなりますよ

先輩からのご指摘でLamaは直前に見学する学校を大幅に変更したので、見学したくても時間の関係でアポがとれなかった学校があり、心残りでした。
限られた事前トリップの期間中に効率的に見学ができるよう、1か月前頃には学校側とアポイントメントをとっていくことをおすすめします。

2.渡航中

いよいよ見学!

見学ポイント

・現地でしか触れられない情報に注目しよう

通学ルート

道すがら住んでいる(or住む予定の)場所からの交通状況を確認してください。
Lamaが今の学校を選んだ決め手の一つは場所です。

子供がまだ幼稚園なので、長時間スクールバスにゆられて行かなければならない遠い場所や混雑するエリアよりもなるべく通学が楽な場所で選びました。

親にとっても学校のイベントが多く、足を運ぶ機会も多いので、遠くない学校を選んでよかったです。

学校

ホームページには載っていない情報を積極的に収集することをおすすめします。

例えばプールがあるとかテニスコートがあるとか設備そのものに加えて、清潔感なども大事です。
Lamaはトイレとかも確認しました(;”∀”)
子供の表情が楽しそうかとか、先生の雰囲気など、意外と見ていると分かります。
案内してくれるスタッフまで、”Hi!○○”と子供の名前を呼んでいて、アットホームな雰囲気だなーっと思ったり、先生が厳しそうだなとか、本当に些細なことで感じ取る印象、Lamaは結構重視しました。
設備の有無や手続き的なことは後からメール等でも確認できますが、その場の空気をぜひ十分感じてくださいね。

ちなみに人気校は申し込み時期によって定員の制約で入れない可能性もあります。

気に入った学校が見つかったらいつまでに申し込みをすればよいのか確認しておくのが良いと思います。

コミュニティ

あと、当時はそれほど気にしていなかったのですが、もし可能であれば、登下校の様子も見ると面白いです。
ある学校見学でたまたま父兄と遭遇しましたが、全身ブランドもので、いかにも成金的な雰囲気だったので、Lamaの中ではテンションが下がりました。
そんなつまらないことで、と言われそうですが、男女関係でもそうですが、案外つまらないことが決め手になっているものなのです(‘ω’)ノ
Lamaは子供の環境を重視して学校選びをしたのですが、どのような同級生とお友達になるか、というのはその後の子供の価値観形成にも大きく影響するので、目の付け所は間違っていなかったと思います。
とんでもないお金持ちの中国人にとってもインターナショナルスクールは人気の進学先です。
学校によっては子供を海外へ留学させたい中国人ファミリーばかりというところもあります。
親は全く英語が話せず、子供の世話は住み込みのお手伝いさんや英語の家庭教師、という家庭も珍しくありません。
今の子供たちの学校もお金持ちは多いのですが、外国からの駐在員家庭や、海外経験が長い中国人ママも多いので、価値観が近い人たちがいることも心地よいです。
子供のために選んだ学校環境が、結果的にLama自身の生活も豊かにしてくれているので、良い選択をしたと思っています。

要点まとめ

学校見学で確認したいこと

・通学経路
・学校の施設などハード面(整備の状態など)
・先生や生徒の雰囲気などソフト面
・どんなファミリーがいるのかそれとなく見る
・申し込み時期
・迷ったらインスピレーションに従う

 

3.日本に帰ってやること

学校の決定

各ご家庭で見学したときの情報をもとに、いろいろ検討してくださいね。

特にインターナショナルスクールの学費は年々増加傾向にあります。

こんなに上がるの?!というレベルなので、会社の補助がもらえる場合はよく補助内容を確認されることをおすすめします。

※ここからは各学校の指示に従ってください※
ご参考までLamaのケースをご紹介します。

入学書類準備・提出(入学5か月前)

我が家の場合面接がなかったので、学校見学後はすべて日本でオンラインで入学申請書類を提出しました。
中には日本の学校の先生に書いてもらう必要のあるものもありましたが、そこは地方の私立保育園…

英語は対応できません(>_<)

ということで、自分で翻訳したものを学校側に提出しました。

こういった書類は本来は厳封されるべきものなのですが、日本で英語対応(特に保育園など)は難しい場合もあるので現地の学校側ともその方法でよいかどうか確認してくださいね。
ビザの情報や予防接種の情報などもあるため、書類を揃える時間も考慮するべきですが、
特にビザはこちらの欲しいタイミングで発行されないケースもあります。

入学手続きを行う時期と大きくずれそうな場合は、今後分かり次第連絡すると学校側へ伝えておきましょう。

Lamaは分かり次第提出、という状態で書類審査を提出しましたが、入学許可もらえました。

入学許可受領!

審査の結果正式に入学が認めらた旨、メールで連絡がありました。

ほっと一息。

入学金などは現地に前入りしている主人から支払ってもらいました。

学校グッズ準備

出国前までにやりましょう。

制服などは現地入りして試着などして入学直前に購入しましたが、校則に指定された革靴やタイツなどは日本の方が良質で安価に手に入るので購入して行きました。

学校側へ制服以外に必要になるものを確認しておくとよいと思います。

 

いかがでしたか?

学校は一度入ったら、なかなかすぐには変われないので、よりよい選択ができるよう、事前準備はしっかりしましょう。というのがLamaの2年前の教訓です。

 

読んでいただきありがとうございます。

このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです(^^)

Photo by Eric Rothermel on Unsplash

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