こんにちは
元帰国子女、元留学生、元駐在員、ついに駐妻のLamaです。今は中国で2人の子供を育てています。
今日はパスポート更新の経験談をお話しします。必要書類は大人も同じですが、子供の場合特に注意が必要ですのでぜひ読んで下さいね。
さて、子供のパスポート更新時期、覚えていますか?
大人は大概10年でパスポートを取得しますが、20歳以下の未成年の場合は5年パスポートでしか申請できないのであっという間に更新期限が来てしまいます。
特に海外に転勤などで移住している場合、生活が何かと慌ただしく、なかなかこうした書類関係に目が行き届かないのではないでしょうか。
実は私も今年の2月に子供のパスポート期限が7月までだと気づき危うく子供を不法滞在者にしてしまうところでした(汗)
海外では思い立ってすぐ申請窓口に走るということもなかなか難しいです。
パスポートの更新は有効期限が1年未満になった時から可能ですので、あらかじめ更新タイミングを決めて切替えをすることをお勧めします。
どこでパスポート更新するべき?
中国在住の場合、日本への一時帰国の際ではなく、現地で更新することをお勧めします。
理由は日本でパスポート更新手続きをしてしまうと、また新しいパスポートでビザから取り直した上に現地での手続きもやり直す必要があるのに対して、現地であれば、外国人居留許可証を新しいパスポート受領後10日以内に転記する手続きのみで完結します。
その後の労力を考えると現地更新が楽ですよ、と大使館の方が教えてくれました。
申請手続きについても事前に大使館が必要書類等相談に乗ってくれます。
一通り書類が揃ったら、書類の内容で問題ないかメールをすることをお勧めします。
いざ窓口に行って書類の不足があったりすると二度手間なので、メールで事前に相談できて非常にありがたかったです。
パスポート更新申請手続き
ちょっとした書類の不備で、度々大使館(領事館)に行くのは大変です。
間違いのないように進めましょう!
一通り準備ができたら領事部の方にメールで事前確認してから来館するのがベストです。
準備するもの
① 申請書
在華日本大使館HPで申請書をダウンロードすることができます。
申請書ダウンロードのボタンを押すと最初に同意画面が現れて、「同意」にチェックを入れると入力画面が現れます。
ここに氏名、住所など一通り入力すると、入力した情報が印字された申請書の印刷ができます!
印刷ができたら最後に手書きでサインを行います。まだ字が上手に書けない子は親が、字が書ける子は本人が署名します。
経験上、幼稚園くらいまではたとえ字が書けても親がサインしたほうがベターです。そもそもサインは本人確認のためのもので、ようやく自分の名前が書けるくらいの時のサインを5年後も再現するのは難しいですし、本人もつたない字のパスポートをずっと使うのは子供心でも結構恥ずかしいです…
なお、未成年者の場合、離婚調停中などややこしい状態のまま、片親が勝手に子供を連れて出国してしまい、連絡ができなくなってしまうなどの民事紛争回避のためハーグ条約という国際条約があります。
日本も加盟国としてパスポート申請には両親の承諾を求められます。ハーグ条約を分かりやすく
私が申請手続きの際に求められたのはママが申請書類を提出しに行く場合、申請書の「法定代理人署名」欄にはパパがサインしてくださいということでした。
②写真
縦45mmx横35mm 6か月以内に撮影したものが必要です。ちなみに中国で写真を撮りましたが、子供なのにちょっと顔色を白っぽくしたり、唇をちょっと赤くしたり、頼んでもいないのにちょこちょこ加工してくれました。
いいのかな??
③戸籍謄本(必要に応じて)
本籍地が変わったなど、現在のパスポートと記載事項が変わっている場合、6か月以内に発行された戸籍謄本が必要です。
ちなみに戸籍謄本は大使館では手続きしてもらえません。
自分で日本の本籍地から取り寄せる必要があるので、時間に余裕をもって準備したほうがよさそうです。
④現在のパスポート
申請期間中現在のパスポートは回収され、新しいパスポートを受け取る際に、無効(VOID)と刻印されて返ってきます。先々もいろんな場面で昔のパスポートが必要になることがあるので、絶対に捨てないでくださいね!
もちろんパスポート申請期間中、当然旅行はできませんのでご留意ください。
ちなみに北京の領事部であれば申請から2日後に新パスポートを発行してもらえました。
月曜日の午前中に書類を出せば、水曜日の午後に受け取れます。
外国人居留証更新についてはこちらもご参考くださいませ(^^)
✔ 現地で更新がベター
✔ 更新タイミングを確認し、スケジュールを決めておく
✔ 申請前に大使館にメールで確認する
読んでいただきありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです(^^)