私のストレングスコーチングの師匠は男女雇用機会均等法前からバリバリ働いてきたスーパーウーマンです。
また、働きながら2人の(超優秀な)お子さんを育ててきた母親の大先輩という方なのですが子育てはエンゲージメントとストレングス!!と断言されていらっしゃったのでぜひその心を教えてください!とリクエストしたら「ストレングスと子育て」というテーマでお話会を開いてくださいました(^^)v
ストレングスは子供の生まれ持った資質を伸ばす(邪魔しない)という考え方で大切なのですが、「エンゲージメント」がどう関わるのか?という学びを共有させてください。
私自身「エンゲージメント」という言葉は最近はやりの組織に対する愛着や社員のモチベーションの高さのような意味合いでしかイメージできていなくて、子育てにおける「エンゲージメント」という文脈が最初分かりませんでした。
先生曰く子育てにおけるエンゲージメントとは子供が安心安全の環境にいるか、信頼できる相手か、要は「信頼関係」がしっかりと成立している状態だと定義されていました。
エンゲージメントがあってはじめて強みや能力を発揮できるというのです。
ストレングスを勉強して「よし、子供の強みを見つけて活かすんだ!」と意気込んでいましたが、まずその土台=エンゲージメントを作るのが先でした。
では、どうエンゲージメントを高められるか?
その答えは「本物の過保護に徹する」という姿勢だそうです。
世に言われる「過保護」は子供の成長を阻害する育て方、というネガティブなイメージですが、大半は本来の「過保護」ではなく親の望むように子供を仕立てようとする「過干渉」だそうです。
最低限守らなければならないラインは子供にも理解させたうえで、子供の望まないことをしてあげるのではなく、子供が望むことを徹底的にやって満足させる。
「おなか一杯になれば自然に自分で飛び立っていくのよー」
とという言葉が印象的でした。
子育てとストレングスについてはまた個別でお話しできればと思います(^^)
過干渉と過保護の違いについてはこちらの佐々木正美先生の著書に詳しくありますので、ぜひこちらもご参照ください。
※本ページで紹介しているストレングスファインダー®やクリフトンストレングス®及び34の各資質名はGallup, Inc.の登録商標です。