コーチング

苦手な人が人生に現れたら?自分に問いたい質問とは?

実は私、10年に一度くらいの確率でこの人とはどうしても分かり合えない、という「超苦手な人」が人生に現れます。

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単純に関わらなくていいように逃れられれば良いのですが、同じクラスだったり、上司だったり、その都度逃げ場のない環境にそんな人が現れることだってありますよね。

私もコーチングと出会う前はお互いトゲトゲしたり、気まずい雰囲気の中でイライラやモヤモヤを抱えていました。

そして、早くクラス替えや、異動シーズンなど環境そのものが変わって嵐が去るのを待って過ごすしかなかったものでした。

そして、直近現れた超苦手な人というのは同じマンションで、子供も同級生のママ!

これは引っ越さない限り環境は変えられないし、子供も同じクラスだったりするので当分のお付き合いが必要…

その人と会って話すと、価値観が違いすぎてめが丸くなったり、お腹がキリキリしてしまい、私の体はものすごくこの人から逃れたい!!という反応を示していました。

昔だったら、我慢して自分の心を痛めるか、相手に攻撃的になったり、誰かに悪口でも言って発散していたのですが、コーチングを学んだ私は違うアプローチを取ってみることにしました。

自分にいくつか質問してみました

「こんなに苛立つのは自分の中の何が反応しているんだろう?」

こんなふうに、相手ではなく自分の中に答えを探してみたんです。

そうすると、自分に自信がなかった子供の頃、事実でもない心ないことを言われたことに何も反論できず、傷ついた当時の弱かった自分と同じような状態の時のことが浮かんできました。

この人は昔の私と同じだ

その人に猛烈な苛立ちを感じているのは、まるで弱くて情けなかった自分の姿を相手に投影していたということに気づいたのです。

愕然としましたが、このタイミングでその人が自分の人生に現れた意味も考えました。

そうすると弱くて何もできなかった情けない過去の自分から今への成長の幅に目を向けることができました。

悔しさもばねに、自分が頑張ったから今の自分がいる、ということを確認できると少し気持ちが楽になりました。

さらに、相手も私を苛立たせようとしてその場にいるわけではないこと、私と同じようにあの人も「ただ幸せに生きたい」と、願っているはずだという気持ちを向けてみました。

こうして、苛立ちの原因を明らかにして、過去の自分を許し、相手への慈しみの心を少し持つと、最高潮まで高まった「この人が嫌いだ!!!」という気持ちが和らぎました。

もちろん仲良くはできないけど、それほど気にならなくなったという感じです。

自分が何を握りしめているのか、怒りや憎しみを抱えていると、何かを握りしめていることすら気づいていないことが多いのですが、自分の手に持っているものを確認できれば、扱いができて、随分楽になります。

あまり出会いたくないものですが、もしあなたの人生に苦手な人が現れたら私の経験談を思い出してみてください。

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