海外生活

【住んでる人が教える】中国駐在だけど英語は勉強するべき?

こんにちは

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元帰国子女、元留学生、元駐在員、ついに駐妻のLamaです。

今は中国で2人の子供を育てています。

住んでる人が教えるシリーズ♪

英語の話、新しく駐在が決まった奥様に結構よく聞かれる質問です。

中国語が必要なのはわかるけど、海外だし、いざというときのために念のため英語もブラシュアップしといたほうがいいのかな??という素朴な疑問。

確かに他のアジア圏の場合、大都市では英語が通じる場所も多いのでそういった疑問がわいてくると思うのですが、Lamaの結論!

lama
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中国で英語は通じない!

中国駐在が決まっても、慌てて英語の勉強をする必要はありません。

中国では驚くほど英語が通じない

アジア圏の大都市の場合、観光客がうろつく場所近辺では大概英語の話せる人がいたりしますが、中国の場合は大きなお店でも英語が心もとない従業員がほとんどです。

日本も外国人からすると英語が通じなくて困る国ではあるものの、ワン・ツー・スリーくらい通じたり、日本語が分からなさそうだと気づいたら、自分の知っている単語やボディーランゲージを駆使して何とか伝えようとするものですが、中国の人はこちらが中国語分からないのを分かっても、中国語で押してきます(笑)

さすが中華思想!

逆に言うと、多少なりとも中国語が喋れるようになれば、かなり快適に暮らせます。

レストランで注文したり、スーパーの買い物のやり取りなどは、3か月くらい頑張れば確実にできるようになりますよ。

ちなみに日本企業で働くローカル社員は日本語か英語が話せることが採用条件なので、駐在員本人よりも奥さんが中国語すごい、というお宅が多いです。

Lamaも駐在員として3年北京で働きましたが、勤め先での仕事は全て日本語でした。

身近には日本語で社内会議に出て、中国の取引先とは通訳を介してお話しして、夜は日本料理屋で食事するので、任期が終わる間際になっても会社の運転手さんに行き先の指示すら満足にできないおじさん、ざらにいましたが、私たち駐妻は生活がかかっているのでそうもいきません。

中国で英語を使える場所は高級ホテルや外国人の多いバーなど限られた場所のみです。

駐在員は中国語ゼロでも暮らしていけますが、奥さんは中国語必須です。

日本を発つまでに中国語は勉強するべき?

では、中国語。

日本でも勉強するべきかもよく聞かれますが、Lamaは中国に来てからで十分だと思います。

出発前は何かと忙しいですし、やっぱり人間必要に迫られないと本気にならないものです。

日本の語学教室で ”This is a pen”的なことを学ぶより、「リンゴを5つ下さい」とか「上の階から水が漏れてきたから何とかして!」をそれが必要に時に覚える方が実践的で忘れません(笑)。

 

上達するための秘訣ですが、Lamaは結構発音は侮れないと思っています。

中国語を聞き取る耳があると、言語が入って来やすい、というのがLamaの持論です。

つまり中国語の音、リズムに慣れるというかんじ。

なお、Lamaのご主人は会社で主に日本語環境で仕事をしていますが、やはりローカル社員との交流や出張先でのコミュニケーションを通じて思うところがあった様子で、赴任1年半目のこの夏から結構真面目に中国語を勉強しています。

きっとLamaに対する負けず嫌いもあったと思いますが、効果は上々です。

本人も拾える単語が少しずつ増えてきて、周りのスタッフに「中国語の発音が上手」とよいしょもされていて満足そう(^^)

教科書だけで勉強していてもつまらないので、中国語の音に慣れるという意味でLamaのご主人が今はまっているのが中華ドラマ

どんなに遅く帰ってきても「三国志 趙雲伝」を夜な夜な見ています(^^;)

もちろん日本語字幕付きです。

Lama的には芝居がくさすぎてどうもいただけませんが、映画やドラマや音楽など、ご自身の好きなジャンルで中国語に慣れるのはいい勉強法だと思います。

英語の勉強をしたほうがいいケース

もし折角の海外駐在ということでお子さんをインターナショナルスクールやバイリンガル学校に入れたいと思っているようであれば、親が英語が話せないとつらいです。

逆に子供は語学ゼロでも全く問題ありません。

Lama娘たちも入学させたときは英語ゼロでしたが、入園初日から「お友達ができた―♪」といいながら帰ってきました。子供の世界は言葉なんかなくても柔軟です。

子供は外国語環境に放り込まれても何とかなります。

問題は親です。

特に学年が小さいと先生との連絡やお友達との遊びの約束、宿題の補助まで、親がやるべきことは結構あります。

Lama娘同級生のある中国人ファミリーは、親が全く英語ができず、中国人もしくは中国語が分かる外国人に何でもかんでも学校のことを聞いて来たり、学校の中国人事務スタッフを先生との面談に通訳としてかり出したり無茶苦茶してました。

みんな優しいので困っている人は助けてあげたいという気持ちで、その場では親切に対応してあげますが、それが続くと確実にコミュニティーの人から嫌われます 🙄 

他の中国人ママたちも、あのおうちはなぜ子供をインターナショナルスクールに入れているのか、と本当に不思議そうです。

嫌われようが何しようが子供の将来のためにインターもしくはバイリンガル学校というのも、それぞれのご家庭の判断ですが、親の語学力不足は結果的に子供の成長をサポートしづらくなったり、先生と子供の様子を共有できないことになるのでLama自身は賛同しません。

もしインターナショナルスクールもしくはバイリンガル学校を狙っていて、現時点で親の語学力に不安があるようでしたら、中国語よりも英語を優先したほうが良いとLamaは思います。

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読んでいただきありがとうございます。

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