海外生活

【実録】海外駐在中の自宅の使い方

こんにちは

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元帰国子女、元留学生、元駐在員、ついに駐妻のLamaです。

今は中国で2人の子供を育てています。

 

二か月間日本に帰国していましたが、滞在先は空き家として残している自宅でした。

海外駐在が決まったら、持ち家のある方は売却する・賃貸に出すなどの選択肢で迷うことがあると思います。ただ、愛着のある家を急いで売ったり貸したりすることはなかなか難しいので、「家を残す」という選択をしたLamaの実例を紹介します。

使い方

1.一時帰国時の滞在先

3年以上の予定で海外駐在するのに、なぜ自宅を残しているかとよく聞かれますが、一番の理由はこれ↑です。

中国は日本と近いのでしょっちゅう帰る機会が作れます。

欧米からだと10時間近く、数十万円のフライト代になるので、なかなか一時帰国を決めるのは覚悟がいりますが、中国からだと3時間、10万円ほどで家族分のフライトが取れるので気楽なものなのです。

特に夏休みは2か月、冬のクリスマス休暇も1か月近くあるので、その間日本で実家住まいも最初は喜ばれるけど…
静かな生活を送るおじいちゃんおばあちゃんもだんだん疲れてくるので、誰にも気兼ねしなくてよい場所があるのは安心感があります。

さらに、Lamaの心の底には大きなリスク(暴動、疫病、戦争?)に備えるという意味合いでも、いつでも日本に帰ってやる!っていうのもあり(^^;

Lamaが前回駐在していた時も、尖閣諸島の国有化を機に起こった反日デモで2週間ほど外出できなかったことや、古くはSARS騒ぎで先輩や上司がホテルに1週間缶詰にさせられるという「事件」があったりと中国は何が起こるかわかりませんから。

旦那さんも2,3か月に一度日本出張をしているので、定宿としても使っています。

2.荷物置き場

海外に引っ越すにしても、結局持っていかないものもあって貸倉庫を借りていたりするケースもよく聞きます。

出発するときは自宅の荷物を全て撤去して、海外向けと、倉庫行きに分別、帰国の時も倉庫の撤収が必要で、なかなか面倒。手間がかかります。

しかも、やっぱりアレが使いたい!というときに倉庫に置いてあると取りに行くのも大変です。

家を残しておくと、まず引っ越しが格段に楽です!

Lamaは日本の一軒家から北京のマンションに引っ越したので日本の家の庭グッズもおいて行けます。

旦那さんの趣味のキャンプも中国ではできないので、日本の自宅に荷物を置いていて、この夏レンタカーだけしてキャンプに行けました。

また、中国では引っ越しの際に本の持ち込み冊数の制限があり、子供の本をできるだけ多く持っていきたかったので、大人の本を残してあります。

全て売るのも忍びないし、じゃあ、倉庫に入っているからキャンプ道具だけ取りに行く、といストレスもありません。

日本滞在中の子供のおもちゃも、日本に残しているおもちゃたちでかなり楽しめました。

モノを本来の場所にそのまま置いておくことは意外とメリットが大きいです。

3.住所の確保

ちょっとした荷物や書類を送ってもらうために、固定の住所があると楽です。

夏休みなど長期滞在する場合、ホテルや実家を転々とすることになると、その日までに受け取れなかったという事態も防げます。

自宅だと免許証の住所とも一致しているので身分証としても怪しまれません。

自宅を残すために考えるべきこと

メンテナンス

とはいえ、誰も住まずにほったらかし、というのは地域の防犯上や家の状態からもよくありません。

Lamaの自宅は防犯会社の登録も解除せずそのままにしてあり、住んでいた時から頼んでいた2か月に1度の庭のお手入れも継続しています。

また、普段の風通しは近所に住んでいる実家にお願いして使える状態を維持しています。

Lamaはたまたま実家が近いので風通しだけは頼んでいますが、留守宅に関するサービスもいろいろと普及しているので、お金で解決できますよ。



ローンも残っているので、人に貸して少しでもお財布の足しにする、という方法もあったのですが、愛着のある家をなるべく使いたいという結論に達しています。

結果的にはカネより利便性をとって、Lamaは満足といつでも帰れるという安心感を手にしています。

 



読んでいただきありがとうございます。

このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです(^^)

Photo by Scott Webb on Unsplash

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