子育て

多言語空間に子供を置くことについて考えた【その2】

こんにちは

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元帰国子女、元留学生、元駐在員、ついに駐妻のLamaです。

今は中国で2人の子供を育てています。

 

前回Lamaの抱えているもやもやについてシェアさせてもらいましたが、その後周りの他のママたちとお互いの家族のことや本人の経験などを聞いてみたので続報です。

 

結論から言うと、Lamaのもやもやは杞憂に終わりそうな気がします。

子供の能力を大人の物差しで考えてはダメだということが今回の教訓になりそうです。

 

マレーシア華僑の友人の例

インターナショナルスクールに通う下の娘の同級生ママと昨日ランチに行きました。

彼女はマレーシア華僑で、テレビに映るような仕事をしている素敵な美人ママ。

Lamaの抱えるもやもや、つまり日本語+英語ならばまだしも、その上に中国語というように母語さえ確立していない段階であまりに多くの言語に触れさせる環境は言葉の発達そのものに影響があるのでは、という悩みを打ち明けたうえで、多民族国家のマレーシアで彼女はどう育ったのか聞いてみました。

彼女自身は英語、マレー語、中国語(北京語、広東語、客家語)が話せて、旦那さんはドイツ人。旦那さんもドイツ語、イタリア語、フランス語、英語、北京語が話せるLamaなど足元にも及ばないスーパーマルチリンガル(^^;)

マレーシアは英国植民地だった歴史もあり、マレー語に加えて英語が公用語になっています。彼女は家族の会話は英語でインターナショナルスクールに通っていたこともあり、英語が母国語だそうですが、おばあちゃんとコミュニケーションが取れるようにと、お母さんは彼女に客家語で話すこともあったそうです。

街に出ればマレー語が飛び交い、広東語は親の転勤で香港に住んだ小学生のとき、北京語は大人になって仕事で大陸に来てから勉強したとのこと。

 

スーパーマルチリンガル家庭の言語空間

Lamaの素朴な疑問。

lama
lama
で、今、家ではみんな何語で話すの?

 

彼女には3歳の男の子がいます。

家族のコミュニケーションは英語、だそうです。

ママ友
ママ友
子供はスポンジ!

全然心配しなくても大丈夫!

彼女の持論は、Lamaが相談した先生の結論と同じでした。

それでも唯一、彼女が気を付けていることは、「一人一言語」という原則だそうです。

 

一人人言語原則

彼女が子供としゃべるときは英語。

パパが子供としゃべるときはドイツ語。

中国人のお手伝いさんも雇っているので、お手伝いさんとは中国語。

というように、同じ人がいろいろな言葉をごちゃ混ぜにして話さないということ。

大人からは完全にネイティブの言葉を使って子供に話しかける。

英語のセンテンスの中に中国語の単語を挟んだりしないし、英語で話してたのに同じ文脈で急に言語を変えることをしない。そうです。

彼女自身も確かにマルチリンガルだけど、聞いたところ思考するための言語は英語で、それは混ざらることはないそうです。

彼女曰く、Lamaが日本語のネイティブで、学校は主に英語で、中国語の先生が来て中国語を教えているという環境であれば、言葉の遅れとかは全く心配しなくていいよ!ということでした。

子供は柔軟で、場所の区別で使い分けしておらず、人を見て、言葉を選んでいるというのが彼女自身の経験と彼女が息子くんを観察していて得た分析だそうです。

 

環境よりも本人のキャラクターが影響?

彼女の息子くんは美男美女カップルの子供だけあって超チャーミング。

おしゃべりもめちゃくちゃ上手!

あれ?私の言葉が出てこない、言葉が遅れる、のサンプルと大分違うぞ。。。

という話も彼女に投げかけてみました。

 

彼女は3姉妹の一番上だということだけど、彼女は自分は言語能力の高いほうで、妹たちは理系脳で子供の頃から身の回りにある言葉はもちろん不自由しないけど、大人になって言葉を習得しようというモチベーションは全く持ってないよ~ということでした。

つまり

「多言語環境のせいで」言葉が少し遅い子、と私が思っていたのは、もしかしたら、本人の生まれ持った志向ということなのかもしれない。

確かに日本で普通に暮らしていても、やたら言葉の早い子供がいる一方で、なかなかしゃべらない子もいる。これと同じじゃないの。ということでした。

 

子供は何語が母国語?

じゃ、息子くんって一人遊びの時、何語を話しているの?ということを聞くと、いろんな言語を混ぜてしゃべっているそうです。

レゴはパパと一緒にやることが多いのでドイツ語。

ままごとの料理はお手伝いさんの真似をして中国語。

というように活動毎に言葉が変わるとのこと。

大人になると、言葉の切り替えにはちょっと時間がかかるものだったりしますが、子供の脳は1秒も必要なく、切れ目なく切り替えが行われているらしい。

 

もう大人のものさしでは測れない、とてつもない子供の能力。

多言語空間は害悪どころか脳トレ的にもよいのでは?という思いすらもはや芽生えてきます。

 

言語学者の評価

タイムリーなことに、家に積読してあった本でその答えになりそうな内容がありました。

バイリンガルの研究をしているアメリカの学者さんの出した本です。日本語訳はなさそうですが、内容は咀嚼してまた、続編としてここで書きたいと思います。

目次の順に要点を並べていくと、多言語は単一言語よりも、脳の活動が活発になり、言語の成り立ちなど文法的な側面にも強くなり(言語学習が楽にできる)、環境変化に強いメンタルを発揮したり、集中力も高いという。もちろん多様な価値観に触れることにより寛容な心をもてるとのこと。

20年近くバイリンガルの調査をした研究結果はいいことづくめ

とはいえ、11歳以降、2つの言語を習得したLamaも、脳の活動は自信をもっていまいちだと言えますが、確かに環境変化には強いし、多様な価値観に触れたことにより視野は広がったと思っています。

日本ではもはや変人扱いされるレベルのチャレンジャー(笑)

ということで、忙しい皆さんに代わって、なるべく早く読みますので乞うご期待!

 

lama
lama
思いのほか早く改宗するかも!?

 

読んでいただきありがとうございます。

このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです(^^)

Photo by Austin Distel on Unsplash

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