こんにちは
元帰国子女、元留学生、元駐在員、ついに駐妻のLamaです。
今は中国で2人の子供を育てています。
Lamaは一応細々とコーチを生業にしています。
実はコーチングを勉強し始めたのは子供が生まれた後。
当時は新聞の一面を飾るような重要案件を扱うチームに所属していたので、Lamaの会社人生史上最も忙しいときでした。
寝る間を惜しみ、子供を旦那さんや親に預けてまでそんな時期にコーチングを学んだのは
ひとえにその価値があるからでした。
かつてコーチングはスポーツ選手や企業のトップがうけるものというイメージがありましたが、今は人材育成の一環として企業研修でも使われたりして、身近なものになりつつあります。
断言します。
私は世の中のママ皆がコーチングを学べば、まずママが笑顔になり、家庭の絆が深まり、家族が幸せになれる
⇒日本全体が明るくなる!
そう信じています。
Lamaの体験談
Lamaは10年以上ずっと大手メーカーで働いていました。
社員全体に占める女性社員割合は1割未満。
中でも総合職女子は1%未満という超スーパーオトコ社会(-_-)
そんな中でしたが仕事は楽しかったです。
激務の3年間の北京駐在を終えた後、それまで遠距離でお付き合いしていた今の旦那さんと結婚。
当時30半ばでしたがすぐに子供を授かりました。
バラ色の産休 ⇒ 地獄の育休
初めての産休は、平日の午前中からデパートに行ったり、単館上映のマニアックな映画を一人で見にいったり、なかなか会えない友人とランチしたり、15年近く務めた会社人生初の長期休暇を謳歌し、出産してしばらくは初めて接する赤ちゃんに右往左往する日々でした。
身体的に大変すぎて赤ちゃんのこと以外の何かを考える暇はなし。
ところが、しばらくして育児にも慣れてくると孤独感に襲われました。
同級生や同期は皆バリバリ働いていて、自分だけ社会から取り残されているような不安感…
そして昼夜問わず訪れる授乳とオムツ替えのループを何週間も繰り返す中で、泣き止まない赤ちゃんに対する苛立ち…睡眠不足とも重なり家族に優しくできないことに対する自己嫌悪…
子供が生まれて8か月後あたりに自分の中で限界がきました。
旦那さんに正直に今の状況を話してみると、彼自身コーチングを受けていたこともあり、「コーチング受けてみたら?」と自分のコーチを紹介してくれました。
初めてコーチングを受けて変わったこと
私のコーチになってくれたのは女性でした。
その人自身は子供のいない方ですが、それが逆に良かったのかもしれません。
私自身その時初めて知ったのですが、「コーチ」という存在はああしなさい、こうしなさいと教えてくれる人ではなく、自分の中にある答えやヒント、行きたいと思っている方向性を引き出してくれるもの。教えを乞う先生ではないのです。
コーチ ≠ 先生
子育ての悩みを分かち合うのではなく、仕事に早く復帰したいという思いで、今の自分がまるで暗い場所に閉じ込められている気分だというトーンで話を始めました。
ところが1時間後私にとってルーティーンの繰り返しにしか見えなかった育児は、
・クリエイティビティの実践の場
・時間管理能力や段取り力が身につく
・言葉だけに頼らないコミュニケーション力がつく
・チームマネジメントの視点が鍛えられる
という観点で再定義していくことができました。
どのスキルもいろいろな場で役立ちそうですよね!
私は、将来仕事を続けていく際に役立つ能力を獲得していく過程なんだと考えると、それまで退屈だと思っていたことが可能性に満ちた現場だったという気づきに本当に変わりました。
そしてコーチが最後に教えてくれたのはある女性クライアントの話。
ある子育てを終えた女性クライアントがこう言ったそうです。
「子供が小さかった5年間は人生で一番忙しくて、大変で、あらゆるものに振り回されていたけれど、あの時が人生で一番幸せな時間だった」
いつの日か、今自分のいる時間が幸せだった振り返れると確信しました。
ネガティブな気持ちから切り替えることができたのです。
日常は何も変わっていないのに、見る方向を変えるだけで気持ちが180度変わるなんて!
本当に衝撃でした。
自分の体験を通じて、コーチングを今度は自分でも勉強してみたいと思うようになりました。
そして!
コーチングってもしかして子育てにもそのまま活かせるのでは??
ということにLamaは気づいてしまいました!
全てのママがコーチングを知ることができたら、日本は変わると確信しました。
今子育てに悩んでいる方にこのブログが届きますように。
読んでいただきありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです(^^)