子育て

ワンオペが無理な原因は進化の過程にあった!

こんにちは

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元帰国子女、元留学生、元駐在員、ついに駐妻のLamaです。

今は中国で2人の子供を育てています。

 

インターナショナルスクールの夏休みが2か月あるので、日本でほぼ2か月過ごしました。

長すぎる、暑すぎる夏休み。

去年まで働いていて興味もなかったのですが、TVも夏休みだけあって子供向けの番組が充実しているものですね。

中でも参院選前後からいろいろと物議を醸しているNHKが、さすが「みなさまの」お金をふんだんに使っているだけあって、なかなか良い番組作っています(…)

今年の夏に回を分けて何度か放送されていた『恐竜超世界』シリーズはまさにそんな番組でした。

恐竜たちの進化の過程をまるで本物のようなコンピューターグラフィックを使ってストーリー仕立てで構成していて、Lamaの娘たちも録画した番組を繰り返し見ていました。

NHK 恐竜超世界2019

NHKさん、もう国会中継、災害情報、お金をかけた自然科学分野だけで、受信料月500円にしたらどうかなー 😆

 

進化の過程の子育て

中でも恐竜たちも実は子育てしていたという痕跡が残っていたという紹介がなかなか興味深かったです。

『恐竜超世界』で紹介されていた、トカゲ・ヘビのグループに属するモササウルスは爬虫類なのに胎生をも獲得していたというのも驚き!

進化の過程で、子孫を残す術に長けていたものが繁栄していたというのは、人間の進化も同じで、以前見たこちらの番組のことを思い出しました。(こちらもNHK!)

NHKスペシャル ママたちが非常事態?!

こちらの番組は、人間とチンパンジーが枝分かれした時に何が起こったかということに焦点を当てて、現代の子育て環境の問題点を探るものでした。

チンパンジーの育児との違い

チンパンジーは今いる生物の中では最も人間に近い動物です。

でもチンパンジーはアフリカの熱帯雨林の一部で、フルーツをとって生息している一方で、人間はスマホを持ち、宇宙にロケットを飛ばし、世界中に繁栄している。

この差はどこで生まれたのか。

lama
lama
ヒントは子育てにあり!

答えはその子育て方法にありました。
チンパンジーの赤ちゃんも人間の子供と同じように、生まれてすぐは何もできません。お母さんは子供をずっと抱っこして移動し、食べ物を与え、約5年間一緒に暮らすそうです。赤ちゃんがお母さんにしがみついている状態のまま5年!お母さんチンパンジーが次の子供を産むのは上の子が巣立ってから。
一方人間。
原始的な暮らしをしている部族を訪れると、出産して数か月のお母さんは部族の他の女性に子供を預けて、他の女性たちと一緒に木の実拾いに出かけたのです。
つまり、自分の赤ちゃんを人に任せられる
これができるので人間はより多くの食べ物を集めることができ、次の子供をまた1年後に産むことができる。

人間が進化を遂げる中で編み出した最強の育児方法は「他人を頼る」ということ。

出産後気持ちが不安定になったりするのは、むしろDNAに人を頼りたくなるスイッチが入っているからこそだそうです。

人間の生活環境はこの100年ほどで大きく変わったことで、当然生物としての進化のスピードは追いつくはずもありません。

孤独の中でストレスを抱え、結果的にママの心身を弱らせたり、子供に厳しくあたってしまう→自己嫌悪とストレスの負のループに落ちていくことは、誰にでも起こりうることなのです。

進化が教えてくれる子育ての結論!

孤独な育児に耐えられる人類なんかいないのに、今の育児環境はママ一人の負担がものすごく大きい。

Lamaはたまたま仕事をしていたり、自宅の近所に頼れる親族がいたり、完全なワンオペ家庭に比べたら随分ましでしたが、それでも育児休暇中の孤独感は大きかったです。
出産直後にコーチングと出会ったことも育児に対する認識を変える大きな転機になりました。
夏休み明けにはずっと温めていたLamaの子育てコーチングプログラムを少しずつアップしていこうと思っています。

夏休みの恐竜番組が意外な刺激になり、子育てのことを改めて考えさせられました。

結論:人間はチームで子育てをしていくようにDNAに組み込まれている

   どんどん人を頼ろう!仲間を作ろう!

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