コーチング

「静かな時間」で自分の声を聴く機会を作るメリット

3月末に娘の卒園式がありました。

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仏教系の幼稚園なので子供たちは座禅を日常的にしていたのですが、お坊さんでもある園長先生が式辞でみんなは卒園しても「静かにする時間」を大切にしてくださいということを話されていてハッとさせられました。

今この時代起きている時間はほとんど自分以外の声を聞いて過ごしている時間なのではないでしょうか?

私は家族のあれやこれやに応える、学校や習い事の連絡に目を通す、仕事のメールに対応する、ネットを見る等…あなたは自分の声を聞く時間をどのくらい持てていますか?

私のクライアントさんは働くママが多いのですが、コーチングの最後には「聞いてもらえてよかった」という言葉で感謝を表現されることがとても多いです。

普段は人の話を聞いているようで、自分は次何を言おうかと考えていたり、相手の言ったことに感情が生まれてそこに反応してしまったり、そもそもうわの空で次の予定のことを考えていまったりしていませんか?

友達や家族に自分の悩みを話したりもできますが、相手も意見があるので自分が話している時間は半分になってしまったり、聴き手が「ところで、こんなことがあってね…」と話を聞いてもらうはずが、全然違うテーマが始まったり、逆に意見が違って「言うんじゃなかった…」、のようになってしまうシチュエーションも起きがちです。

また、関係性が近すぎるとお互いの利害関係や、この人にこんなこと言ったら嫌われるかも、と正直になれなかったり・格好つけて盛ってしまったり、お互いに相手の反応に忖度しながら話してしまいがちです。

相手がよっぽど人の話を日ごろから聞く仕事だったり、直接利害が干渉しない一定の距離感がある相手でない限り、折り入っての相談も一般的な雑談の範囲で終わってしまうんですよね。

コーチはその点傾聴する訓練を受けているので、徹底的に話を聞き、そして、あなたの気持ちを否定せず、言葉を遮ったりもしないため、クライアントさんが素直に自分の言葉を話すことができるようになります。

これはコーチと対話しているというよりも、コーチを通じて自分の心の声を聴いて紐解いていく時間になるんですよね♪

何も気をつかわず自分の話をすることだけでも、頭と心が整理されてすっきりしますし、話しているうちに自分の気づかなかった奥深い感情にもアクセスできたり、コーチからの質問で自分の視野が大きく広がることで、これまで考えていなかった選択肢が思い浮かんだりします。

静かな環境で座禅やマインドフルネスも取り組めるととても良いのですが、コーチングも内なる声を聴く有効な手段の一つ。

日常に追われて、なんだかモヤモヤする場合は、ネットに答えを探すのではなく、まず「自分の声を聞く時間」持ってみませんか?

あ、もちろんこのブログもセルフコーチングを意識しているシリーズですのでそのきっかけにもなれば嬉しいです(^^)

https://rani-coach.com/lifecoach/

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