意外な人の名言を知りました。
「配られたカードで勝負するっきゃないのさ・・それがどういう意味であれ。」
これは2020年に連載開始から70周年を迎えたスヌーピーの言葉です。
あ、意外な「人」じゃなくてそもそも犬ですね(笑)
「なんであなたただの犬でいられるのか不思議だわと」ルーシーに聞かれた時、スヌーピーが答えたセリフです。
めちゃめちゃ深くないですか?!
人はやりたいことがあっても実現できないのは自分に〇〇が足りないからだと、ないものの方に目が向きがちです。
時間、お金、環境、経験、人脈、etc…
でもスヌーピーの言葉は今、あなたが持っているものに目を向けてみたら?ということではないでしょうか?
どんなカードを配られてもそれで勝負する。
そんな覚悟ができた時はもう一歩踏み出せているのかもしれませんね。
そもそも私たちは自由で豊かなこの時代の日本に生まれた、というだけでもかなり良い手札を持っています。
そして経営の神様と呼ばれるピーター・F・ドラッカーは「人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである」とその著書に書いています。
「強み」というのは、英語ができるというような努力して獲得した「スキル」ではなく、あなたが生まれ持った資質のことを指します。
実は強みって自分にとってあまりに当たり前なので、これが強みだということすら気づかないことが多いんですよ!
例えば話すのが大好きだという人にとってはそれが当たり前ですが、口下手だと思っている人にとってはすごい強みを持っていると映ります。
私の知り合いにも人の気持ちが全く読めないという自覚のある方がいますが、その人からしてみたら、空気を読んで相手の気持ちを察することができる人というのは、まるで超能力の持ち主のように見えるそうです。
口下手だと思っている人が一生懸命話す練習をしたり、人の気持ちが全く読めないという人が弱点克服のために努力しても、残念ながら人並みにはなれるかもしれませんが、それを生まれながらに得意としている人には絶対に勝てません。
だからこそ、自分がぶっちぎれる!と確信できるところ、つまり今手元にあるこれだ!というカードを使って勝負するということが大切です。
もちろん誰にも「強み」はあります。
自分の強みが分からない!という人はぜひ、周りの親しい人に自分の強みってなんだと思う?と聞いてみてください。自分では「え!そこ?!」というようなことを言われたりしますよ。
ぜひどうしてそう思ったかも確認してくださいね。
あとおすすめなのはGallup社のクリフトンストレングス®というテストを使って客観的に自分の強みを把握すること。
※本ページで紹介しているストレングスファインダー®やクリフトンストレングス®及び34の各資質名はGallup, Inc.の登録商標です。
この結果と、自分が過去にどんな場面で成果を出してきたかというのを重ねてみると、自分のカードが一番有効に使える場が分かってきます。
生まれた時から持っているカードから色々な経験を経て獲得してきたカードまで色々なカードが揃っていそうですね。
そして今、手元にあるカードにどんな意味を見出すのかはあなた次第です。