コーチング

英語になった日本語から学ぶセルフコーチング術

日本にしかないものを外国人に伝える時って案外難しいもの。

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例えば”Hinamatsuri”では通じないので、毎年3月3日にある女の子の成長を祝う日本の伝統行事で、お人形を飾って…、というように、背景や内容を具体的に説明していかなければならないものも多いのですが、実は日本語のまま英語になった言葉も結構あるんですよ。

英語になった日本語

私は帰国子女で思春期をアメリカで過ごしたのですが、その感覚でいうと普通のアメリカ人にも浸透している代表的なものでいうとこんなかんじ!

【日本語のまま英語で通じる言葉】

  • Tsunami(津波)
  • Tyhoon(台風)
  • Kaizen(改善)
  • Haiku(俳句)
  • Ninja(忍者)
  • Samurai(侍)
  • Kamikaze(神風)
  • Sushi(寿司)
  • Tofu(豆腐)
  • Karaoke(カラオケ)
  • Karate(空手)
  • Sumo(相撲)
  • Zen(禅)
  • Emoji(絵文字)

他にもいろいろありますが、こんな感じで食べ物や日本文化的なものが多い中、最近 ”Marie Kondo” や “KonMari” が動詞として使われているという記事を読みました!

近藤麻理恵さんは言わずと知れたこんまり流という片付けメソッドを広めてTIME誌の世界で最も影響力のある100人にも選ばれたことのある女性です。

活用法ですが、

“It’ time to KonMari my closet.”

「そろそろクローゼットをこんまりしないと。」というかんじで使うそうです(笑)

セルフコーチングに応用できる考え方

断捨離やこんまりさんの片付け術は一般的にモノを整理整頓するテクニックだと思われていますが、実は「あなたの人生に本当に必要なものは何?」という問いを内包していてセルフコーチングの教科書でもよく取り上げられるテーマなのです!

こんまりさんは「ときめき」を基準に身の回りにおくものを決めようということを提唱されています。

英語では「ときめき」のことを”Spark Joy”と言っているので、頭で考えるのではなく、体の感覚で「好き」を感じられるかという基準も大切な気づきを促す質問だと思います。

セルフコーチングの質問も同様にモノだけでなく、仕事や人間関係など、ありとあらゆる選択の際にこれは私の人生をときめかせるものか?という問いをもって周りを見渡すとそうでないものが結構あることに気づきます。

ちなみに、コーチの私がセルフコーチングの教科書としておすすめなのはこちら。

タイトルはSelfishとなかなか刺激的。

英語で”Selfish”という単語は日本語の「自分勝手」と同じような感じで、あまり言われて嬉しい言葉ではないのですが、本の内容自体は自分のことを後回しにせずもっと大切にすれば自然に周りも幸せになっていくというテーマでまとめられています。

つまり、本当に好きなものだけに時間と労力を使うことを決めると、日常に追われて疲弊するのを防ぐだけでなく、いざチャンスが目の前に来た時、余白があったほうがそこに対処する時間とエネルギーが確保できるということが謳われているので、まさに断捨離ですね。

一方、モノであれば捨てるのは簡単ですが、仕事や人間関係などすぐに片付けるのは難しいものもあります。

ただ、シンプルに生きることを決意すると、本当にやりたかったことに手が届くことがあるかもしれません。

コロナで色々なものが制限された時期を乗り切った今だからこそ、本当に必要なものを見極めるチャンスになりそうですね(^^)

自分の人生をどう生きるかはいつでも選べるという前提を忘れている人も多いのですが、「私にとって本当に大切なものは?」という問いは頭の片隅に置いておくだけでも、迷いが減る気がしませんか?

余談ですが、アメリカの家ってニューヨークのような大都会を除いてはすごく広いので、友達の家なんかを思い出してみても相当モノが多いのですが、彼らも物を減らしたいんだというのは私にとっても新鮮な気づきでした(笑)

シンプルに生きる重要性をこんなに上手に伝えたこんまりさんの影響力ってすごいですよね。

今日の質問

身の回りの何%がときめくものですか?

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