コーチングって何?
どんなことするの?
本当に役に立つのかな…
と、触れたことない方はいろいろ思うかもしれません。
逆にコーチングが広まってくると、変なコーチに出会った経験や、勧誘(?!)行為に辟易して「コーチングって怪しい!!」と嫌な気持ちを持っている方も増えてきているかもしれません。
さらに最近は1 on 1(一対一)といって、コーチングを導入する方針の会社も多いようですが、コーチングが部下の進捗報告や上司からの説教の場になってしまい、「コーチングって一体何?!」という混乱がますます広がっている気もします…
私もコーチングって何??ちょっと怪しい気がする…というのが最初の入口でした。
今日はその時のことを思い出しながら、私自身がどうコーチとのセッションを活用しているかのお話をしたいと思います。
目標を確認できる
ダイエットを例にお話しましょう。
よし!今日からダイエット!
毎日3キロ走るぞ!
すごい!がんばれ!
あれ?!そもそもなぜダイエットしてるんだっけ?
そうなんです。
人間は案外自分ごとになると目標設定の上段にある「何のために」が抜けてしまって、目標そのものの立て方を間違ってしまうことがあります。
なぜダイエットなのか、なぜ毎日3キロ走るのか?
この決断に至った何らかの背景があるはずです。
- 休みにハワイに行くので水着の似合う体になりたい
- 来月結婚式に出席する予定がある、久々に会う同級生を意識して素敵な姿で登場したい
このように何らかの理想があり、現実とのギャップを埋める行動を促すものが目標です。走ることは目標ではありません。
水着の似合う体になりたいなら、運動と同時に食事を見直したりもした方が良いし、同級生に素敵と思ってもらいたいなら、今の自分に似合う服を新調しても目標が達成できます。
コーチは客観的に話を聞いてくれるので、自分がなぜそれをやらなければいけないのか、真の目的まで深堀して考えさせてくれます。
時には目標や行動を修正する必要も出てくるかもしれませんが、結果的に理想の状態を根っこまでさかのぼってみると、いろいろな気づきがあり、行動に対するモチベーションも上がりますよ!
程よいプレッシャーをかける
人間誰でも何か決めて始めるときはワクワクしています。
初日は気合入っています。
多分次の日も。
もしかしたら次の日も…
そしてだんだん、今日は疲れているし、とか、先に用事を済ませてから…といろいろな理由で継続しなくなり、いつの間にか決めたことを忘れています。
そうなんです。
意志の力だけで行動を鼓舞していくのは簡単ではありません。
でも先ほどのダイエットの例えで言うと、もし一緒に運動する仲間がいたらどうでしょうか?
今日はちょっと寒いけど、約束したから走りに行くかー。と出かけていきます。
出発してしまえばこちらのもの。
私はとにかく自分の行動をコーチの前で宣言しています。
某○○ザップでは、予約を入れてトレーニングをするだけでなく、パーソナルトレーナーが毎日フォロー(監視?)してくれるんだって!
報告する相手がいると、やらなきゃ!って思っていいプレッシャーになるんだよ
仮に目標にたどり着かなかったとしても、大丈夫。
報告する相手がいるので多分目標に向けて起こした行動はゼロではないはずです。
そして、上手くいかなかった理由の根っこも次のセッションで確認できるかもしれません。
存在を承認してもらえる
多分目標に向かって行動を始めるのは難しいことではありません。
でも、継続するのは難しいですよね。
ダイエットなら途中でやめても、体重が元に戻るくらいかもしれませんが、それが自分の心が大切にしていることにつながる行動だったら?
コーチは願いが叶う魔法ではありません。
あくまでも行動するのは自分です。
ただ、自分が成功しても、失敗してもそれを受け止めてくれるコーチの存在そのものが、あなたの心の支えになるはずです。
日本ではまだ一般的ではありませんが、先行きが不透明な今の時代だからこそ、それぞれの人に寄り添うコーチが必要だ!と私は思っています。
コーチングに興味を持った方はこちらもぜひご覧くださいね。
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