こんにちは!
自己効力感を高めるコーチ Lamaです。
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コロナで自粛生活が続いて、子供も大人もずーっと家に一緒にいるとイライラも募りがちです。
ある調査結果を目にしましたが、この自粛生活で同居家族中一番関係が悪化したのは「対こども」だそうです。
Lamaも自由な時間が欲しい!と切実に思うのですが、
神様が皆に与えたこの試練の意味を少し一緒に考えてみませんか?
子供と過ごす時間は一体いつまで?
親戚関係や近所づきあいが濃密だった昔と比べて、現代の子育ては閉鎖的な親子関係の中で完結することが多く、なかなか客観的に自分の育児を振り返る場面がないですよね。
Lamaは育休中、頑張っても
誰からも評価されないことがつらかったなぁ。
昔は周りからおせっかいを言われたかもしれないけど、
今ほど育児が孤独じゃなかったんじゃないかな。
子供と過ごす時間は永遠ではない!
大人になるまであと十数年、長いなぁと思いがちですが、「一緒に過ごす時間」という観点で考えると実は年を追うごとに少なくなっていきます。
グラフでLama的イメージ図を作ってみました。
産まれてすぐは四六時中一緒ですが、幼稚園や学校に通うようになり、習い事をしたり、友達同士で遊びに行くようになり、親と一緒に過ごす時間はどんどん短くなっていきます。
この傾向を割合に直すとこんな感じになります。
なんと、子供が高校卒業までに親と過ごす時間の半分は0-6歳までの間です!
先輩ママやパパの話を聴くと、子供がママ!ママ!(パパ!)と駆け寄ってきてくれたのも10歳くらいまでだったなーと振り返っているひとがほとんどです。
こうやって考えると、図らずしもの状況ながら、子供と過ごしている時間がちょっと愛おしいものに感じませんか?
「育児のゴール」を考えたことありますか?
コーチングの仕事問わず、ママ友含めいろいろな親子さんと関わりを持ちますが、「育児のゴール」を意識するのは子供が大分大きくなってからの方が多い気がします。
でも、いざ目の前にゴールが来た時に初めて「こういう関係性でいたかった」と思うよりもいつか来る巣立つ日を頭の片隅に置きながら、子供を育てていく方が目の前のことに一喜一憂する必要もなくなると思いませんか?
Lamaも何かの本で読んでこういう考え方をするようになりました。
「杉の子」の物語を考える
お互い思い通りに事が運ばないことが出てくると、ストレスを感じたりしますが、それは当然と思わなければ解決しません。
子供は血を分けていても全くの別人格。
ましてや生まれ育った時代も環境も違います。
価値観の行き違いを考えさせるこんなお話があります。
杉の木の子供の物語
あるところに杉の木の夫婦がいました。
二人は価値観も近い似た者同士でとても仲の良い夫婦でした。
そして二人のところに待望の赤ちゃんが産まれました。
二人は赤ちゃんにすくすくと真っすぐ大きくなって欲しいと願いましたが、そんな思いをよそに、赤ちゃんは枝をどんどん横に伸ばし、ぐねぐねと大きくなっていきました。
杉の木の夫婦の子供は「松の木」だったのです。
価値観の似た仲の良い杉の木の夫婦は、子供が大きくなるにつれて何かがおかしいと思い始めました。
そしていろいろなお医者さんに診せました。
最初に連れていったお医者さんは松の木でした。
全くなんてヤブ医者だ!と杉の木の夫婦は憤慨します。
子供「…」
次は桃の木のお医者さんに診てもらいました。
そもそも何が問題なのかさっぱりわかりませんねぇ
全く的を得ないとんちんかんな医者だ!と杉の木の夫婦はあきれ返ります。
子供「…」
次のお医者さんは杉の木でした。
そして松の木の子供は枝を切り落とされてまっすぐになりました。
その後、松の木の子供は杉の木の両親の方針で杉の木の学校に入りました。
杉の木の塾に入り、杉の木の習い事を一生懸命頑張りました。
でも、どうしても杉の木のように真っすぐ伸びられません。
松の木の子供は自分はなんてダメな子なんだろうと自分を責めました。
***
いかがでしょう?
杉の木の価値観では「これはこの子のため」ですが、枝を切り落とされた松の木の子供は幸せだったでしょうか?
「どんな子に育ってほしいですか?」という質問があると
優しい子になってほしい、
賢い子になってほしい、と
大きな価値観で語れるのですが、いつの間にか目先の「○○中学合格」とか「ピアノコンクールで入賞」とかで互いにピリピリしてしまったり、日ごろのイライラが子供に向かったり、子供に関わるほど関係が悪化することが往々にして起こります。
親ならば誰もが共有するのは「子供に幸せになってほしい」という思いでしょう。
大きな視点から考えて、今の自分と子供の関わり合いは望ましい状態なのかをチェックしてみてはいかがでしょうか?
読んでいただきありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです(^^)
Photo by Jane Palash on Unsplash