コーチング

自分を大切にすることはワガママ?!思いやりを自分に向けることを勧めるわけ

先日こんな話を学生時代の友人から聞きました。

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彼は今フランスに住んでいて、お子さんを現地の学校に通わせているのですが、こんなことを言っていたそうです。

日本ではまわりのみんなの気持ちを大切にしましょうと教わるのに、こっちの先生は自分の気持ちを大切にしましょうって言うんだよ

もちろん日本の文化として人を思いやる気持ちは純粋に誇るべきものだと私自身感じます。

海外の友人からすると日本の学校で子供たちが自分たちで給食当番や掃除当番をやっているのは驚愕の光景のようですし、いつも「日本人の子供はみんな本当に礼儀正しくて素晴らしい」と褒められたりもしていました。

「同調圧力」と批判的に見る方もいるかもしれませんが、私はむしろ日本人にとってそれは特段意識しなくても自然に持っている感覚で、同調しているから思いやっているのではなく、その方が自分も気分がいいからやっていると感じます。

ただ、自分を犠牲にしてまで、というのは考えモノ

だからこそ、今日は意識して自分の気持ちを一番大切に考えてみませんか?

家族のため、子供のため、仕事のため、コミュニティのため、何らかのしがらみの中で生きている以上、不本意でも「あるべき」や「○○せねば」ということで、行動をせざるを得ない場面もあるかもしれません。

特に女性の場合、私自身もそうですが、コーチングのクライアントさんのテーマを聞いていると、自分のことをどんどん順序を後回しにした結果ストレスをためていたり、モチベーションが保てなくなってしまう、そんな傾向がある気がします。

もし自分の持っている文化的な「思いやりの心」に反しているのではないかという良心の呵責を感じてしまって、本来の自分らしく生きられていないと感じている場合、少しケアが必要かもしれません。

たまには自分の気持ちを一番優先する

これはワガママでしょうか?

私はそうは思いません。

きっと意識していないだけで、あなたは自然に周りのみんなのことを大切にしているはずです。

自分の幸せを考えることで自分がハッピーになりそのハッピーは伝播してきっと周りに伝わります。

自分に優しくする。

自分を助ける。

これってすごく大切。

この図のように、一滴の水滴が波紋を広げていくように、影響力は直接自分と接点のない人にまで広がっていきます。

例えば、会社で機嫌の悪い上司に嫌味を言われたら、自分も気分が悪くなって、家族にあたってしまったり、しょんぼりした印象を周りに与えてしまうことがあったりしますよね。

特に、母親のように家族に強い影響力を持つ一人の変化は、インパクトが大きいものだと私は捉えています。

私のコーチングのクライアントさんは30-40代の女性が多いのですが、それは私が自分と同世代やその下の世代で自己犠牲を払いがちなママたちをサポートしたいと思っているから。

そして、母親の影響って、目の前にいる子供たちや周囲との関係性はもちろん、その子供など世代を超えて伝播するものだと感じませんか。

母親が辛そうに、頑張っていたら少子化も進行するばかり…

一人一人を支援することはもちろん、私の大きな目標は、ママになるのってなんか楽しそう!と思うことができるような世の中を作っていきたいんですよね。

コーチングで、少し自分の価値観を緩めたり、自分自身を許してあげるような対話をしていくと、クライアントさんはとても明るくポジティブな変化を示してくれます。

長い間コロナで自由にならないことも多かったからこそ「私の幸せ」考えてみてくださいね。

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