こんにちは 自己効力感を高めるコーチ Lamaです。主に子育て世代のワークライフバランスに役立つコーチング情報を発信しています。
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見た目が気になるのはなぜ?
先日幼稚園の親子遠足で動物園に行きました。とてもいい天気で暑かったので動物たちは完全にバテ気味(笑)私たちに背を向けて水辺や日陰でゴロゴロしていました(^^;)
動物はお客さんに背を向けて自由だなぁと思う一方、人間はなぜ人目が気になるのだろうとふと考えて、以前聞いた話を思い出しました。
ホモサピエンスが繁栄できた理由
進化の過程で人間に近い種は何種もいたことが分かっています。わたしたちホモサピエンスよりもずっと腕力があったり、すばしっこかったりする種は獲物を獲ったり、危険から逃れるのが上手だったはずです。でもなぜそれらの種ではなく、非力なホモサピエンスが生き残ったかというとそれはイメージする力だそうですよ!
今でもチンパンジーなど群れで行動しますが、ホモサピエンス以外の種は、見える範囲くらいの数よりも多くではまとまれなかったそうで人間だけが、大人数で行動することができるようになり、そこから千人以上の集団で一緒に動くことができるようになったグループが古代文明を拓いたという説があるそうです。

イメージの功罪
イメージする力があったから文明が興り、街を作ったり、制度が整備されたり、学問が生まれたり、芸術を創造することができた。人間がここまで生き残れたのがイメージの力だとしたら、それが強すぎるがために今私たちが苦しめられているのも
「失敗したら」
「嫌われたら」
「間違えたら」
というイメージする力だったりするのかもしれません。
危険を予知することは大切で分かっているリスクをやみくもに犯す必要はありませんが、コーチングをしていてクライアントさんと話すと、本当は壁なんかないのにそこに壁があると錯覚して前に進めなくなっているということがよくあります。
妄想≠事実
生存競争を生き抜いてきたイメージする力はネガティブなもののほうがかなり強力で、「うまくいかなかったら」というところまでは仮定文なのですが、そのあとに続きを「笑われる」のように100%決めつけが続きます。
でもネガティブな仮定って意外と論理的じゃないということに気づくと、そこにあらゆる仮定を当てはめてみることができるようになります。
「回り道の先に思わぬ出会いがある」とか、ちょっと荒唐無稽でもポジティブな妄想を敢えてしてみると思考のトレーニングになりますよ。
今日の質問
頭に浮かんだネガティブイメージをポジティブ変換できますか?
このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです(^^)