コーチング

脳をだまして、ポジティブイメージを活用する方法!世界は幻だった?

映画を見ていると悲しくて泣いたり、びっくりして心臓がドキドキしたり、あり得ない展開に爆笑したり、感情が激しく揺さぶられることがあります。

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これ、よくよく考えてみると面白い現象ですよね。

ドキュメンタリーは別として、映画は現実でもないし、そもそもリアルタイムでもなく、映画の正体は白い布に映写機からの電気信号で映し出された光なのに、あたかもそれを現実のように体は感じてしまっています。

頭で理解できているのに、体の反応はまるで実際自分の身に起こっていることのようになってしまう、この原理をシンプルに体験できるいい方法があります。

例えば、

「カルタ」

という文字を見てみてどうでしょうか?

カルタに何らかのトラウマを抱えている人以外、大抵の人の体には何の変化も起こりませんよね。

では次はどうでしょう?

「レモン」

同じ3文字で目の前には何もないのに口の中がじゅわっと唾が湧いてきませんか?

これは目の前にレモンがあると完全に脳が騙されている状態です。

さらにそのレモンを半分にサクっ!と切って、切ったものを口の中に入れてください!

と言われたらどうですか?

さっきよりも、目がチカチカしたり、さらに酸っぱい顔やしかめっ面になりませんか?

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なぜ言葉を見ただけでこんなことが起こるのかというと、実は脳はイメージと現実の区別がつかないため。

だから現実は白い布に投影された電気信号を見ているだけなのに泣いたりできるんですね。

コーチングで最初に達成したいゴールを質問するのは脳にイメージを持たせることでまるでそれが現実に起こっているような感覚を得ることが出来るためです。

また、コーチはよく「それが本当に起こったら…」、「もしその障害がなかったとしたら…」のように思考を今ある枠から外すような質問をしたりします。

他にも「5年後のあなたから見て見たら、今の状況にどうアドバイスしますか?」のように視点を変えてみたりもします。

こうして、自分一人では固定されがちな視点をどんどん動かしてみると、意外な考えや、感情が出てきたりします。

イメージの良いところは、上下左右、前後と時間や空間の制約を無視して何でも作ってしまえるところ。

「仮に…」という前提を置いても、脳はその場にいるような体の反応を起こしたりするのをうまく利用して、うまくいったときの自分をイメージしてみたり、そこにいる自分が今の自分を見てどう感じるかということから、次の行動のヒントやモチベーションが湧き起こるきっかけになったりもしますよ!

なお、プロのスポーツ選手もイメージトレーニングを取り入れているのは、ご存知だと思いますが、「トレーニング」という名前が付くことからも納得できるように、イメージもぼんやり考えるのではなく、繰り返し、実際の試合の中継映像だったり、あたかも自分がプレーしている目線のように鮮明なイメージを作って行うそうですよ。

https://rani-coach.com/powerof_imaginations/

イメージがわくと身体が反応します。

ワクワクすれば目指すゴールが正しそうだと判断できますし、違和感を感じれば、目指す方向は少し修正が必要かもしれません。

思考と体、現実の環境やその解釈など、一つだと思っていたものが実はバラバラに因数分解できるというのを使ってコーチングは様々な「思考実験」をしている感じかもしれませんね。

ちなみに、自分一人だと、これまでの思考の枠を突破するのが難しかったり、「そんなこと起こらない」と自分自身で無意識にブレーキをかけてイメージの広がりを限定してしまう場合があるので、コーチというガイドがいる、コーチングセッションという特殊な時間を作ってみるのがおすすめです!

もしコーチングセッション受けてみたいかも!と興味が湧いたら、こちらのお問い合わせページまでご連絡くださいね(^^)

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