こんにちは
元帰国子女、元留学生、元駐在員、ついに駐妻のLamaです。
今は中国で2人の子供を育てています。
今日はいつもと趣を変えて駐在員だった頃のお話です。
Lamaは某メーカーから駐在員として北京に3年間駐在した経験があります。
10年ほど前なので、赴任当時は30歳前後。
日本人駐在員の中では一番若手の部類でした。
中国はLamaが駐在員だった10年前と比べてかなり進化しました。
誰も列に並ばないとか、「北京ビキニ」として日本でも話題になった北京のおじさんたちの夏の装いなど『THE・発展途上国』という面もネタ的には楽しめたのですが、今はキャッシュレス社会で日本以上に便利になり、空気も改善しています。
アメリカ・ヨーロッパなどキラキラと華やかなイメージのある駐在先とは言い難いですが、世界で一番巨大かつダイナミックな市場で注目度も高いと思いますので、ぜひ楽しんで欲しいですね 🙂
そこで、Lamaが後輩駐在員の皆さんのために、赴任までの限られた日本での時間で何をするべきか、後悔しない「やるべきこと」をまとめてみました。
I. 赴任前にやるべきこと
赴任の辞令が出て「ブキャ」となっても慌てること勿れ。
30歳だとちょうど結婚したてくらいの人が多い年齢ですが、Lamaは当時独身だったので、独身若手駐在員寄りのノウハウとして読んでくださいね。
ご家族がいる方はこちらも参考にしてみてください。
1.駐在経験者に話を聞く
「中国に行ってた人」なら誰でもいいわけではありません。
相手は前任者など、自分が行く予定の赴任地に、今いる人!に聞くのがポイントです。
中国は広いので土地によって気候も言葉も食習慣も全く違います。
例えば北京と広州では冬の用意が全く違うので、間違った人の話を参考にするとイタイです…
ちなみに北京の場合、冬はロングのダウンコートが必須!乾燥対策(静電気防止グッズ、保湿クリームなど)必須などなど、その街の話を膝を突き合わせて地図も見ながら聞くのがベスト。
2.残りの日本生活を楽しむ
中国行ったことないし、赴任前に多少中国語やっといたほうが良いかな…ということも悩みがちですが、Lamaの結論
現地に行ってからやるほうがはるかに効率的です!
「恋をすると外国語を覚えるのが早い」というのはLamaが観察した中で見出した法則(経験則ではないよ(^^;))ですが、毎日誰かに伝えたいことがある、というのは言葉が上達する原動力です。
日本でかったるい教科書の勉強をするよりも、同僚・近所の人・店のウェイトレス・宅配便のお兄ちゃんなどなど、現地に行けば中国語でコミュニケーションをとらざるを得ない悪戦苦闘の日々が待ち構えているので、覚えるのも早いし実践的な中国語が否応なしに学べます。
3か月もすれば、サバイバル中国語が身に付きますよ。
前置きが長くなりましたが、中国に行ってからやれることは後回しにして、日本での時間を大切にしてください。
Lamaは大学時代の友人を訪ね歩いたり、興味があったコーチングのセミナーに参加したり、温泉に行ったり、スノボに行ったり、日本を満喫して心置きなく出発してよかったと思っています。
3.引っ越しは気楽に考える
北京の場合、駐在員が住む場所は家具付きマンションが多いので、家具も、食器も、タオルすらもいりませんでした。
さらに10年前と今との大きな違いは、日本から持ち込まなくてもネットでほぼ何でも手に入るという点でしょうか。
なので、引っ越し荷物も独り身であればそれほど気を使わなくても現地調達できるので、お気に入りのものだけ持ち込めば十分暮らしていけます。
引っ越し準備に時間を割くのは最小限にして今を楽しみましょう♪
ネットショッピングの普及に付随して電子書籍の普及も大きいです!!!
駐在員は一般的によく出張するのですが、国土が広いので移動で飛行機3時間とかもざらです。
遅延も多いので以前だったら本を持っていくことをお勧めしていたのですが、いまや電子書籍で飛行機でも本や雑誌が読めるので至れり尽くせりですね。
タブレットさえあれば移動も快適です♪
中国はアップルの正規品は値段が高いので、持っていない方はぜひ日本で買ってくださいね。
II. まとめ
いかがでしたか?
Lamaは駐在員時代、いろいろな仲間を見てきました。
駐在話を機に結婚した友人もいれば、結婚話をうやむやにして来てしまいもやもやしている人、いろいろなしがらみを振り切ってこちらで新しい出会いを楽しんでいる人…
人生の岐路をプライベートでも迎えるタイミングでの駐在は、長い人生の大きな転機になると思います。
日本を発つまでの数か月間、やり残した!と思うことがないように大切な人と沢山思い出を
作って下さいね。
・駐在経験者へのヒアリング
・残りの日本生活を楽しむ
・引っ越しは気楽に考える
読んでいただきありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです(^^)
Photo by Marten Bjork on Unsplash